今回は、『ハッピー・オールド・イヤー』(2019年)という映画について紹介します。
断捨離がテーマのタイ映画です。
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この記事の概要
ハッピー・オールド・イヤーの作品情報
タイトル | ハッピー・オールド・イヤー |
公開 | 2019年 |
監督 | ナワポン・タムロンラタナリット |
作品紹介 | 『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のチュティモン・ジョンジャルーンスックジン主演の断捨離映画。 |
ハッピー・オールド・イヤーの動画配信情報
Amazon Prime Video |
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Hulu |
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Netflix |
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dTV |
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U-NEXT おすすめ |
○
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(※配信情報は2023年4月時点のものです。)
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ハッピー・オールド・イヤーの登場人物(キャスト)
ジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン) | スウェーデンから帰国後、実家をオフィスにしようと断捨離の慣行を決意する。 |
ジェー(ティラワット・ゴーサワン) | ジーンの兄。ジーンと一緒に断捨離を行う。 |
ピンク(パッチャー・キットチャイジャルーン) | ジーンの友人のインテリアデザイナー。 |
エム(サニー・スワンメーターノン) | ジーンの元恋人。 |
ミー(サリカー・サートシンスパー) | エムの恋人。 |
ハッピー・オールド・イヤーストーリー(あらすじ)
留学先のスウェーデンで北欧のミニマル主義の洗礼を受けたジーン。
ジーンはタイに帰国後、実家にデザイン事務所を作るため断捨離することを決意する。
兄のジェーや友人のインテリアデザイナー・ピンクの協力を得て、断捨離を進めていくジーンだが、モノを整理するなかで過去の思い出や記憶と向き合っていくことになる…。
ハッピー・オールド・イヤーの見どころ・感想
ここからは少しネタバレになります。
断捨離がテーマ
この映画は、ミニマリストに憧れる主人公のジーンが、実家にデザイン事務所を作るために断捨離に取り組むというストーリーです。
しかし、ジーンは家の中のモノを片付けていく過程で、元恋人のカメラや写真などの思い出の品に目が留まります。それをきっかけに、ジーンはモノとともに過去の恋人や家族との関係をも整理していくことになります。
過去と向き合い前へ進む
ジーンは断捨離をすることで、自分の心の中に抱えていた元恋人への未練や罪悪感、家族を捨てた父親への複雑な感情と向き合うことを余儀なくされます
しかし、ジーンはそれらを断ち切って自分の気持ちに区切りをつけていく姿が描かれています。誰もが捨てる側であり捨てられる側でもある人間関係の難しさや、人生の選択や変化というけっこう深いテーマが断捨離を通して表現されています。
おわりに
以上、今回は、『ハッピー・オールド・イヤー』という映画についての紹介でした。
断捨離という日常的な行為を通して、人間の心理や感情を巧みに描いた作品だと感じました。ジーンの過去と現在の間で揺れ動く心情や、元恋人や家族との関係性には、観る人の共感を誘うのではないかと思います。
また、映画はリアルなタイの風景や生活を美しく映し出しており視覚的にも楽しめます。
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