今回は、タイ・コラート(ナコーンラーチャシーマー)にあるワット・パーヤップ(Wat Phayap)という寺院について紹介します。
一見、何の変哲もないお寺ですが、他では見られない秘密の小部屋があるので必見です。
この記事の概要
場所と境内の様子
ワット・パーヤップ(Wat Phayap)の場所は以下の地図の通りです。
ワットパーヤップがあるのは、旧市街の北西のちょうど角で、ターオ・スラナーリー(ヤーモー)像から歩いて約8~10分くらいのところです。
もともとこのお寺の名前や存在も知らず見に来る予定もなかったのですが、ぶらぶらと街中を散歩している最中に見つけ比較的大きなお寺だったので中に入ってみました。
境内には複数の建物があります。
管理施設のような円形の建物も立派です。
こちらが本堂でしょうか?
中に入ってしばらく敷地内をうろうろしているとオレンジ色の袈裟を着た僧侶に声を掛けられました。
こっちに来いと手招きされてついて行った先にあったのが今回紹介する秘密の小部屋でした。
小部屋の中が凄い!
この小部屋の建物はチュンポン通り(Chumphon Rd.)側にある入り口から敷地内に入って真っすぐ進んで行った右手にあります。
この建物です。
これが入り口の扉になっています。
中に入れるのは8時30分~16時30分の間のようです。
こちらが小部屋の中の様子です。
洞窟のようになっていて手作りの鍾乳洞のようです。
仏像もたくさん置かれています。
僧侶と思われる人物の写真も。
さらに驚きは、人口の池もあり魚まで泳いでいたことです。
ワット・パーヤップ(Wat Phayap)という寺院の名前も記されています。
中から見た外の様子です。
何の変哲もないお寺にこんなものがあるのかと驚かされました。
実はこの洞窟は、僧侶たちが瞑想するために作られた小部屋なのだそうです。
確かに、中は薄暗くひんやりとしていて雑念を消して集中できそうです。外から扉に鍵を掛けられて閉じ込められたら少し怖い感じもします。
漫画『ドラゴンボール』で修業をするための部屋として登場した「精神と時の部屋」みたいで面白いです。
先ほど、声を掛けてきた僧侶は、ちょくちょくここを訪れる観光客がいるのを知っていて見に来たのだろうと思い連れて来てくれたのでしょうね。
この洞窟の扉はあまり目立つこともなくひっそりとしているため、教えてくれなかったら何も知らず完全に素通りしていたのでその親切心に感謝したいです。
ちなみに、これも後から知ったのですが、もとはここは地獄寺でもあったようです。地獄をモチーフにした壁画などがあったようですが、今はそれらしきものは見当たりませんでした。
おわりに
チェンライにあるホワイトテンプルをご存知でしょうか。 正式名称は、ワットロンクン(Wat Rong Khun)ですが、真 ... パタヤにあるサンクチュアリ・オブ・トゥルース(Sanctuary of Truth)という場所に行ってきました。 このサ ...
以上、ワット・パーヤップについての紹介でした。
このブログでは、以下の寺院についても紹介したことがありますが、タイのお寺は日本の想像を超えているところがあるのでなかなか興味深いですね。
ホワイトテンプルはチェンライの大きな見所のひとつ!
パタヤのサンクチュアリ・オブ・トゥルース(真実の聖域)へ行ってきた
タイ旅行の際は、寺巡りに興味がないという人も固定観念を捨てていろいろ見てみると新しい発見があって面白いと思いますよ。