今回は、タイ・バンコクのサイアム高島屋について紹介します。
2018年10月にオープンしたばかりのサイアム高島屋はもちろんタイ初出店で、高島屋の海外進出としては、シンガポール、上海、ホーチミンに続く4店舗目になります。
サイアム高島屋の場所と行き方
サイアム高島屋の場所は以下の地図の通りです。
住所と営業時間
住所 299 Charoen Nakhon Rd, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600 タイ
営業時間 10時~22時
今回は、バンコクで今最も注目の新ショッピングスポット・アイコンサイアムについて紹介します。 アイコンサイアム(ICON ...
サイアム高島屋はチャオプラヤ川西岸のアイコンサイアム内に併設されています。なので、サイアム高島屋に行きたい方はアイコンサイアムを目指しましょう。
アイコンサイアムへはBTSのサパーンタクシン駅から無料のシャトルボートを利用するのが一般的です。詳しくは以下の記事で触れています。
バンコクの新スポット・アイコンサイアムは巨大で豪華絢爛【写真53枚】
ちなみに、チャオプラヤ川の反対側(アイコンサイアムへの高島屋からの入り口側)のCharoen Nakhon Rd.沿いには、ゴールドラインという名称のモノレールを建設中です。
この高島屋の目の前にアイコンサイアム駅という駅が開通予定です。
サイアム高島屋のフロアガイド
高島屋のフロアは以下のようになっています。
- G階 フードコート、スーベニアショップ、スーパーマーケット
- UG階 和洋菓子、北海道どさんこプラザ、コンセプトショップ
- M階 コスメ
- 1階 レディース
- 2階 レディース、アクセサリー、時計
- 3階 メンズ
- 4階 リビング&ホーム、ベビー&キッズ、レストラン
参考 https://www.siamtakashimaya.co.th/directory
それでは、各フロア・コーナーの様子を紹介します。
フードコート
G階にはフードコートがあります。
すし勝(SUSHI KATSU)。
麻布茶房。
マネキダイニング(Maneki Dining)。
北海道朝市(HOKKAIDO ASAICHI)。
お店はほとんどが日本食です。提供されている料理が寿司などのため料金は安くはなさそうでしたが、4階のレストランよりは手軽に利用できそうです。
食料品売り場
JAPAN PRODUCTと銘打ち日本の商品がたくさん置いてあります。
タイ人が大好きなキットカットなどのお菓子。
ドレッシングなども日本のものが揃えられています。
産地にこだわった果物などもありました。
確かに日本製の商品はたくさんありますが、現地在住の日本人の方がわざわざここに来るまでの品揃えがあったり珍しいものがあるという感じでもなさそうでした。
食品コーナーの目玉はあくまでタイ人向けではありますが、寿司や刺身コーナーでしょうか。
タイ人のお客さんでかなり賑わっていました。
美味しそうなお寿司がたくさんありました。
中島水産という会社が卸しているようです。
寿司意外にも牛丼などの弁当も置いてありました。
フロアは一つ上の階のUGになりますが、和洋菓子のお店も充実しているようでした。
源 吉兆庵。
巌邑堂(GANYUDO)。
宇治茶寮。
山本海苔店。
また同じフロアには、北海道どさんこプラザもあります。
北海道の商品がズラリと揃えられています。
デパート
M階は化粧品コーナーです。
1階の奥にはUCCコーヒーがひっそりとありました。
レディースのフロア。
JAPAN SELECTと銘打ったコーナーもあります。
女性用の帽子など。
カンペールなどの靴。
レザー商品のVIERA。
日本製のカナナ(KANANA)のバッグ。
こちらは3階のメンズフロアです。
日本製のエース(ace.)のバッグもありました。
タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)。最近、他のデパートでも見かけるようになりました。
ペンフィールド(Penfield)。
ラルフローレン(Polo Ralph Lauren)。
ラコステ(LACOSTE)。
リーバイス(LEVI'S)なども。
ティンバーランド(Timberland)。
ジョルダーノ(GIORDANO)。
シューズコーナー。
カンケン(Fjallraven Kanken)。
4階の子供服売り場。
同じく4階には、東京西川のAiR CONDITIONING SHOP(エアーコンディショニングショップ)。タイ一号店だそうです。
おもちゃ売り場には日本のおもちゃも。
デパートのフロアは、他のショッピングモールにも入っているようなお店がほとんどで、イマイチ面白味に欠けるというのが正直なところですね。
レストラン
4階にはローズダイニングというレストラン街があります。
ここにある7店すべてタイ初進出だそうです。
おたる政寿司(OTARU MASAZUSHI)。
ちらっと値段が見えますがOMAKASEコースで6,000Bとまあまあなお値段です。またこの日は"Fully Booked"とありました。
京都・三条のとんかつ・かつくら(KATSUKURA)。
大阪のすき焼き・しゃぶしゃぶ・肉處きっしゃん。
築地竹若(TSUKIJI TAKEWAKA)。
静岡・浜松のうなぎ徳(UNAGI TOKU)。
北海道ファインダイニングカムイ(KAMUI HOKKAIDO DINING)。
添好運(ティムホーワン/Tim Ho Wan)。香港でミシュラン一つ星を獲得した香港点心専門店です。
おわりに
以上、タイ・バンコクのサイアム高島屋についての紹介でした。
個人的な正直な感想としては、あまり見どころはない気がします。
デパートに入っている服飾関連のお店はセントラルデパート等に入っている店と大差はなく少し日本の商品も置いてあるという程度で特別物珍しさはないと思います。
売り場面積もそれほど大きくありません。
アクセスが面倒なため、現地在住日本人や旅行者があえて行くほどの場所ではないと感じました。
アイコンサイアムに行ったついでにチラッと覗く程度で十分です。
ただ、逆に、チャオプラヤ川沿いの近くのホテルに宿泊しているような人にとっては便利かもしれません。スクンビット界隈まで行かなくても日本のものに触れられますからね。
ここの目玉は、すべての店がタイ初出店の4階のレストラン街とGフロアにあるフードコートや寿司や刺身などの食料品コーナーなのではないかと思います。