今回は、タイ・コンケンに実際に行ってみてわかった街の印象や見どころ・観光・旅行に役立つ情報について紹介します。
この記事の概要
コンケンの街の印象
コンケンは、イサーン(タイ東北部)で二番目の大きさを持つ県です。
人口は約178万人のイサーン第二の都市になります。
Khon kaenの呼称は、コンケン、コンケーン、コーンケンなど統一されておらずいろいろな呼ばれ方をしますが、一番音として近いのはコンケンかなという気がしますので、このサイトではコンケンとしています。現地で、コーンケンと言ってもなかなか通じなかったです。
コンケンは、イサーンのモデル都市として建設された街と言われている通り、確かに街中を歩いていてもきれいに整備されているという印象を持ちました。
また、コンケンは1976年に近郊で恐竜の化石が発掘されたということで、恐竜の街としても有名です。
街中を歩いていると恐竜のオブジェもありました。
街中の様子を少し紹介すると、散歩中に綺麗なお寺もありました。Chao Por Lak Muang Khon Kaen Shrineというようです。
パタヤとかにたくさんあるバッグや靴を扱っているFindigも発見しました。トゥックコム近くのシーチャン通り(Sri Chant Rd.)沿いです。
同じイサーンでもウドンタニではコンビニの数の少なさを感じましたが、ここコンケンではコンビニからコンビニまでの距離もまあまあ近くそれほど不便には感じませんでした。
治安についても特に問題なさそうでした。注意点としては、夜になると外灯がなく真っ暗になったりする場所もあるので、なるべく明るく人通りの多い場所を通るようにしたほうがいいことぐらいでしょうか。
街中で外国人の姿も見かけましたが、旅行者というよりは現地に住んでいるような人っぽい感じでした。留学している大学生とかでしょうか?コンケンは、コンケン大学をはじめいくつかの大学がある学園都市でもありますからね。
コンケンの個人的な印象としては、バンコクからさほど地理的に離れていないこともあり田舎感はあまりなく適度に発展した街といった感じです。
コンケンの見どころ
コンケンは観光地ではないため、それほど多くの見どころがあるわけではありませんが、以下、主要な観光スポットなどをリストアップしています。
観光スポット
下記で紹介している場所は、中心部から少し離れたところにあるものが多いので、タクシーなどで移動する必要があります。事前に行きたい場所を決めておき計画的に見て回ることをおすすめします。
名所
コンケン国立博物館(Khon Kaen National Museum)
市内の北に位置するコンケン国立博物館は、コンケン周辺の遺跡で発掘された仏像や、民芸品などが展示されている博物館です。
場所 https://goo.gl/maps/Q1Z7oCtqbW22
ブン・ケン・ナコーン湖(Bueng Kaen Nakhon Lake)
市内の南に位置するブン・ケン・ナコーン湖は、市民の憩いの場にもなっている湖です。水上レストランもあります。
場所 https://goo.gl/maps/bbe4uPYoLFs
けっこう歩かなければいけませんがどちらも市内中心部からギリギリ徒歩圏内です。
恐竜関係
プー・ウィアン国立公園(Phu Wiang National Park)
国立公園内には周辺で発見された化石や発掘現場などがあります。大きな恐竜のはりぼてもたくさんあるジュラシックパークのような場所です。
場所 https://goo.gl/maps/S22KAvDYwJH2
プー・ウィアン化石研究センター&恐竜博物館(Phu Wiang Fossil Research Center and Dinosaur Museum)
プー・ウィアン国立公園の近くにある化石や地質などが展示されている博物館です。
場所 https://goo.gl/maps/KKbc7h7fc4F2
どちらも市内から約2時間程度。バスやトゥクトゥクを乗り継いで行くかタクシーをチャーターするなどの必要があります。
寺院
ワット・ノンワン(Wat Nong Wang)
ブン・ケン・ナコーン湖の湖畔に位置する9階建ての美しい寺院です。
場所 https://goo.gl/maps/RrxebGD9SDC2
ワット・トゥン・セーティー(Wat Thung Setthi)
郊外にある地獄をモチーフにしたオブジェのある地獄寺です。
場所 https://goo.gl/maps/fGHccnAz55N2
ワット・ノンワンはアクセスしやすいです。ワット・トゥン・セーティーは少し市内から離れますが、好きな人にはたまらない見どころかもしれません。
コンケンの観光情報については下記サイトの記事でも紹介されています。
ショッピングセンター
続いて、コンケンのショッピングセンター情報です。
セントラルプラザ
タイでおなじみのショッピングモール・セントラルプラザがコンケンにもあります。
コンケンで日本食が恋しくなった場合は、日本料理レストランがたくさん入っているのでおすすめです。
場所は中心部から少し外れますが、不便という場所でもありません。セントラルプラザの詳細は以下の記事で触れています。
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トゥックコム
街の中心部には、トゥックコム(旧オアシスプラザ)があります。
トゥックコムは、スマホなどのIT関連商品を扱うお店やローカルデパートの店舗で目ぼしいものはありませんがスーパーやレストランが少し入っていて以外に便利です。
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ナイトマーケット
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コンケンのおすすめホテルエリア
続いて、コンケンのホテル事情について簡単に紹介したいと思います。
まず、コンケンはウドンタニのようにバックパッカー向けの安宿などがあまりありません。そのため街自体には不便さはあまり感じないですが長期滞在とかには不向きなのかなぁという印象を持ちました。
さて、そんなコンケンでおすすめのホテルエリアは上で紹介したトゥックコム周辺です。
この近くには、地域最高級のプルマンホテル(プルマンコンケーンラジャオーキッド)があります。
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トゥックコムの真正面にはコサホテルという比較的手頃な大型ホテルもあります。
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ほかにもチャロンタニホテルなどもあります。
この一帯のホテルに宿泊すれば、トゥックコムを利用できるほか周辺にレストランなども多く非常に便利なうえセントラルプラザやナイトマーケットにも徒歩圏内です。
コンケンの移動に関する情報
最後にコンケンの移動に関する情報をまとめておきます。
バス
まず、バスについてですが、コンケンに三か所あったバスターミナルは、現在、バスターミナル3に一本化されています。
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バンコクからだとコンケンまでは北バスターミナルから所要約6時間程度です。
空港
以下、コンケン空港の場所の地図になります。
バンコクからコンケンへはドンムアン空港発のフライトがメインとなりますが、タイ・スマイル航空の便がスワンナプーム空港からも出ています。所要約1時間程度です。
鉄道駅
以下、コンケンの鉄道駅の場所の地図になります。
場所的には、市街から近くアクセスは悪くないですね。
バンコクからコンケンまでは急行列車で所要約8時間程度です。
先日、駅の拡張・高架化工事が完了し、駅舎は新しくなっているようです。
参考 http://www.newsclip.be/article/2019/03/14/39174.html
おわりに
以上、コンケンの街の印象や見どころ・観光・旅行情報についての紹介でした。
街の規模的にも地理的にもイサーンを旅行する際の拠点として便利な街です。