今回は、タイ・ローイエットを旅行したときの情報を中心に、街の印象や観光の見どころ、ホテル事情、移動情報などまとめて紹介したいと思います。
この記事の概要
ローイエットの街並みや印象について
ローイエットは、バンコクから約500㎞のイサーン(タイ東北地方)中央部に位置します。
人口は約130万人です。
ローイエットはタイ語で「101」を意味します。昔、同県の周囲に11の街と11の城門があったことからこれを誇張表現し「101」(ローイエット)となったと言われています。
ローイエットと聞いてもイメージが浮かばない人がほとんどだと思うので、いくつか写真を用いて街の様子を紹介したいと思います。
ローイエットの街の中心には、プラーンチャイ湖があり、その周囲に街並みが広がり、そらにその外側を城壁が囲むような街の構造になっています。
城壁からプラーンチャイ湖までは徒歩で約15~20分程度で中心部の街の規模自体は大きくありません。
下の写真はローイエットで一番栄えていると言われるプラーンチャイ湖の東側のエリアの様子です。
特別田舎というわけではないですが、背の高い建物などは少ないですね。お店も個人商店のような店が多いです。
城壁の近くは少し田舎感があります。子供たちが凧を上げて遊んでいたりのんびりした雰囲気でした。
ローイエットは有名な観光スポットが近くにあるというわけではないのであえて来るような場所でもないです。
しかし、ウドンタニ、コンケン、ウボンラチャタニなどのイサーンの大きな街から街へと移動する際の中継地点として1泊2泊する分にはいいかもしれません。
特にやることもないのでゆっくりのんびりできると思いますよ。
ローイエットの見どころ
ローイエットの見どころをいくつか紹介します。
観光
市内中心部にある観光できそうな場所は以下の通りです。
プラーンチャイ湖(Bung Phlachai)
プラーンチャイ湖は、ローイエットの街の中心にある湖です。正確には湖というよりは大きな池ですね。
池の周りを散歩したりランニングしたりする人の姿も多くローイエット市民の憩いの場になっています。
池の中は島みたいになっているところもあってそこまで入っていくことができます。
池の周辺や中は整備されていてきれいです。下の写真はプラーンチャイ湖から街の東側を撮ったものです。
ローイエット水族館
このプラーンチャイ湖のすぐ近くにはローイエット水族館もあります。地元の淡水魚などが見られます。
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ローイエットの水族館で田舎のタイ人の休日に触れ癒される
タイ・ローイエットにある水族館に行って来たのでそのときの様子を紹介したいと思います。
ワット・ブーラパー・ピラーム(Wat Burapha Phiram)
ワット・ブーラパー・ピラームは、ローイエットのシンボル的な存在の巨大な仏像がある寺院です。
仏像は高さ約60mあり近くで見るとかなりの迫力があります。仏像の後ろには仏像を支える建物もあります。
この寺院は北東の城壁の端に位置しますが、下の写真のように遠くからでも仏像が目に入ってきます。
ショッピングモール
ローイエットにあるショッピングモールをいくつか紹介します。
ローイエットプラザ
プラーンチャイ湖の東側にローイエットプラザというローカルデパートがあります。
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タイ・ロイエットのショッピングモール・ローイエットプラザの紹介
今回は、タイ・ロイエットのローカルショッピングモール、ローイエットプラザ(Roi Et Plaza)について紹介します。
ここは地下にあるスーパーと1階にあるKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)が便利です。
市内中心部にはローイエットプラザしかないと思われますが、城壁の外の郊外には、ビッグC(Big-C)や、テスコロータスなどもあります。
ビッグCの場所
ローイエットのビッグCは北側の城壁を外に出て北上したところにあります。
テスコロータスの場所
ローイエットのテスコロータスはバスターミナルの近くにあります。
ローイエットのホテル事情
続いて、ローイエットのホテル事情について紹介します。
ローイエットでは、城壁内の街の中心部にはホテルがほとんどありません。以前は、以下の写真のローイエット・シティというホテルががありましたが、数年前に閉鎖してしまいました。
ローイエットの多くのホテルは城壁の外側に点在しています。以下、代表的なホテルいずれもそうです。
どのホテルも料金や設備は似たり寄ったりといったところです。料金は日本円で約2,000円前後です。
実際に宿泊したルアンリムナームホテル(Rueanrimnam Hotel)も同じような感じのホテルになります。
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ここはロケーション的には城壁のギリギリ内側に位置しています。朝食付きでけっこうよかったです。
ローイエットの移動情報
最後に、ローイエットの移動情報をまとめておきます。
ローイエットには鉄道駅がありません。なので、ローイエットに行くにはバスか飛行機を利用することになります。
バスターミナルについて
ローイエットのバスターミナルは、プラーンチャイ湖の西の方にあります。以下地図になります。
バスターミナルへは市内中心部からトゥクトゥクで60~80B程度です。
バンコクからは、北バスターミナル(モーチットマイ)からローイエット行きのバスが出ていて所要時間は約7~8時間程度です。
コラート、コンケン、スリン、ウボンラチャタニなどのイサーン各都市からもバスが出ています。
実際にバスターミナルを利用したときの様子は以下の記事で紹介しています。
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バスターミナル利用時の注意点
ローイエットのバスターミナルは、発着地ではなく経由地扱いとなる場合が多いです。そのため、乗車・下車する際の時間が短いので急いで乗り降りしたほうがよいです。また、乗車する場合はすでに席がけっこう埋まっている場合もあるので出来るだけ早く乗って席を確保することをおすすめします。
空港について
ローイエットには空港もあります。
場所はプラーンチャイ湖の北東の外れです。
バンコクのドンムアン空港から1日数便往復しています。
おわりに
以上、ローイエットの街並みや印象、旅行情報などについての紹介でした。
見どころが多い街というわけではないですが、のんびりしていて居心地のいい街でした。