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ハジャイ旅行のお役立ち情報|観光の見どころ・ホテル・移動から気になる治安まで

今回はタイ・ハジャイを旅行したときの情報を中心に治安、観光の見どころ、ホテル、移動情報などをまとめて紹介します。

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ハジャイの街の印象や治安について

ハジャイはソンクラー県に位置するタイ南部の都市でバンコクから約950km、マレーシアとの国境まで約60kmの場所に位置しています。

人口は約36万人です。

参考 ハートヤイ郡―Wikipedia

Hat Yaiはハジャイではなくハートヤイと表記されることもあります。しかし現地タイ人にハートヤイと言ってもほとんど通じません。逆にハジャイと言えば一発で通じます。現地ではハートヤイが短く詰まったようなかたちでハジャイと発音されます。

ハジャイはタイ南部最大の商業都市です。高層ビルやホテル、ショッピングセンターが立ち並ぶ街並みはミニバンコクとも呼ばれます。

ハジャイ タイ

またイスラム教徒が多いエリアのためヒジャブを被った女性もたくさん見られタイの他の都市とはまた違った雰囲気が感じられる街です。

ハジャイ タイ イスラム

街中にはカラフルでレトロな建物も多くぶらぶらと歩いているだけでも異国情緒を味わうことができます。

ハジャイ タイ 街並み

ご存知の方も多いと思いますが、マレーシア国境付近のタイ南部では分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆発事件が頻発しています。ハジャイもここ何年にも渡り外務省の海外安全情報で注意喚起が促されているエリアに該当します。2012年には大きな爆弾テロが起きています。

こうした事前情報もあり治安面について若干の不安はありましたが、ショッピングモールなどの入り口でセキュリティチェックがあること以外はいたって平穏で危険な雰囲気はありませんでした。

しかしいつどこで起きるか分からないのがテロの怖さであり危険なエリアであることは間違いないので十分注意してください。

ハジャイは外務省の海外安全情報で危険レベル2の「不要不急の渡航は止めてください」となっています。

ハジャイの見どころ

ハジャイ タイ 見どころ

ハジャイは日本人にとっては旅行の目的地としてメジャーな場所ではありませんが外国人観光客はそれなりに来ているようでした。

そのほとんどが隣国のマレーシアからのようです。バスでけっこう来ているようでした。とは言えハジャイに有名な観光地などはないため買い物や食事などがメインなのだと思われます。

以下では、ハジャイの見どころをリストアップしています。

観光スポット

ハジャイで観光客が楽しめるような場所としては以下のような場所があります。

ワット・ハジャイ・ナイ

ワット・ハジャイ・ナイは駅の西に位置し敷地の外からも視界に入ってくる全長35m、高さ15mの涅槃仏があります。涅槃仏では世界で3番目の大きさです。

場所 https://goo.gl/maps/9GRyn93eoGYmzQnX8

キムヨン市場(Kim Yong Market)

キムヨン市場とその周辺は屋台街になっています。ローカル向けの場所ですがフルーツを売る店や屋台などが多く東南アジア特有の熱気を感じられます。

場所 https://goo.gl/maps/pgF2x8cgKo9Ykx6P7

ハジャイ市立公園(Hat Yai Municipal Park)

市内中心部から約8.5km程の場所にあり個性的な仏像が立ち並んでいます。ケーブルカーに乗って丘の上に登ればハジャイの街を一望することができます。

場所 https://goo.gl/maps/zqZY4CgQTNfU6do39

ハジャイはグルメ天国!?

ハジャイは街の成り立ちに華僑が関わったことから現在でも多くの華僑が住み中華料理レストランもたくさんあります。

ハジャイ タイ グルメ

ハジャイ名物の食べ物として有名なのが高級中華食材のフカヒレ(魚翅)やツバメの巣(燕窩)です。

オデーンショッピングモールからリーガーデンズプラザ辺りの一帯にかけてフカヒレを食べられるお店がまとまっています。

ハジャイの名物はフカヒレ!中華料理レストランで食事してみた

今回はハジャイ名物フカヒレ(魚翅)の紹介です。 実際に中華料理レストランでフカヒレ料理を食べてみました。

ツバメの巣についてもそれらのお店で食べられますが屋台でも売られています。

また、ハジャイでは肉骨茶(バクテー)も有名です。こちらはマレーシアやシンガポールの名物料理ですがここハジャイでも食べられます。

デパートがたくさん

ハジャイは街中にデパートがたくさんあるのも特徴です。これといって珍しいものが売られているわけではないのですが買い物している観光客の姿もチラホラと見かけました。

ハジャイのショッピングモールで一番大きく店の数も多いのがセントラルフェスティバルハジャイです。

セントラルフェスティバルハジャイ
ハジャイのセントラルフェスティバルの場所と行き方や店舗情報

今回は、タイ・ハジャイの大型ショッピングモール・セントラルフェスティバル(Central Festival)について紹介 ...

場所は中心部から少し外れますが、日本食レストランもいろいろ入っているので和食が恋しくなった人にもおすすめです。

市内中心部にも以下のようなデパートがあります。

どれも規模は小さいお店ばかりですがスーパーやフードコートが併設されているところもあり便利です。すべて市内中心部の徒歩で回れる場所に固まっています。

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ハジャイのホテル情報

ハジャイ ホテル

ハジャイのホテル事情は安宿から高級ホテルまで数も多くまずまず充実しているように感じました。設備の古いホテルが多いですがその分料金も安く選択肢もそれなりに豊富です。

高級ホテル

ハジャイの高級ホテルとしては以下のようなホテルが有名です。

この中のセンタラホテルハジャイとリーガーデンズプラザホテルに実際に宿泊しましたがどちらも満足でした。


【ハジャイのランドマーク的存在】リーガーデンズプラザホテル宿泊記

今回は、タイ・ハジャイのリーガーデンズプラザホテル(Lee Gardens Plaza Hotel)について紹介します。 ...

この二つのホテルは真正面に向かい合って立ち、どちらもショッピングセンター併設でロケーションもよくておすすめです。高級ホテルと言っても1泊5,000円前後で泊まれます。

安宿

ハジャイの安宿としては以下のホテルやゲストハウスが有名です。

ザ・トレインホテルハジャイは駅構内にある少し珍しいホテルです(写真)。キャセイとラッダも駅に近いので列車で移動している人には便利です。

ハジャイの移動に関する情報

ハジャイ 駅

ハジャイはタイ南部とマレーシア方面を結ぶ交通の要所でもあります。クラビ、サムイ島、リペ島といったタイ南部の島や、マレーシア方面では、パダンブサール、バタワース、ペナン、ランカウイなどへハジャイを経由して行くことができます。

鉄道

ハジャイ駅の場所は以下の地図の通りです。

駅は市内中心部に位置するため、列車でハジャイに到着してもそこから街中にアクセスするのは簡単です。上記で紹介しているようなホテルまで徒歩で移動できます。

ハジャイ駅はバンコクからシンガポールまでを結ぶいわゆるマレー鉄道の区間内にあります。そのためパダンブサール駅での乗り換えは必要となりますが列車でマレーシアとの国境を超えることができます。

鉄道でバンコクからハジャイまでは約17時間です。

バス

ハジャイのバスターミナルの場所は以下の地図の通りです。

中心部からは少し離れセントラルフェスティバルハジャイの北に位置しています。

このバスターミナルからマレーシア方面のブキッ・カユ・イタム、パダンブサールなどの国境行きのバスやクアラルンプール行きの国際バスなども出ています。

バスでバンコクからハジャイまでは約14時間です。

空港

ハジャイ国際空港の場所は以下の地図の通りです。

空港は市街南西に位置しています。

ハジャイ国際空港は、国際線ではシンガポールとマレーシア、国内線ではバンコク、チェンマイ、コンケーン、ウタパオ(パタヤ)、ウドンタニ、プーケットの各都市とを結んでいます。

国内線ではバンコク以外の複数の地方都市とを結んでいるため飛行機を利用したタイ周遊旅行の拠点のひとつにすることも可能です。

バンコクからハジャイまでのフライト時間は約1時間30分です。

ハジャイ空港完全ガイド|空港内施設・ラウンジ・市内間の移動情報

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フライト情報については新型コロナウイルス感染症による運休・変更などが予測されます。最新の情報については各自ご確認ください。

その他

ハジャイでは以下の写真のような旅行代理店が街中に多数ありバスやミニバンなどを手配することができます。

ハジャイ 旅行代理店

またハジャイではグラブタクシー(Grab Taxi)も使えます。以下の写真のピックアップポイントはロビンソンのKFC前。

ハジャイ グラブタクシー grab

ハジャイの街中には流しのタクシーがほとんど走っていないためグラブを使えるようにしておくと便利かもしれません。

おわりに

以上、ハジャイ旅行に関する情報についてのまとめでした。

ハジャイ自体に特別大きな見どころはなく外務省の注意喚起が出ている危険な場所にあえて来る価値があるかと言えば正直なところそれほどない気がします。

ただ、交通の要所という点では利便性が高く街の規模もそれなりに大きいため、タイ南部やマレーシアとの国境越え考えている人が経由地として立ち寄るには便利な街だと思います。

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