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ドンムアン空港の国際線・国内線の必要な乗り継ぎ時間やお役立ち情報

今回は、タイ・ドンムアン空港の国際線・国内線の乗り継ぎに必要な時間や乗り継ぎをする際に知っておくと役に立つ情報を紹介したいと思います。



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はじめに





近年の日本とタイを結ぶLCCの路線拡大にともない、日本からタイへ行き、そこからさらに飛行機を乗り継いでタイの各都市へ行くという人も増えてきていると思います。



そこで、LCCが発着するタイのドンムアン空港の国際線・国内線の乗り継ぎ時間はどのくらい必要かと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。



今回は、これまでの経験をもとに、乗り継ぎの際に考慮しておかなければいけないことを踏まえ、乗り継ぎに必要な時間を考えてみます。



また、乗り継ぎの際に知っておくと役に立つ情報も合わせて紹介します。


乗り継ぎの際に考慮しておくべきこと

ドンムアン空港 国内線 乗り継ぎ



ドンムアン空港での乗り継ぎの際は、以下を考慮する必要があります。


  • 入国審査
  • 荷物のピックアップ
  • ターミナル間の移動
  • フライト自体の遅延




一つずつ順番に見ていきましょう。


入国審査

ドンムアン空港の入国審査は時間がかかることで有名です。イミグレーションが空いていれば待ち時間ゼロですんなり入国できることもありますが、逆に大混雑していてかなり待たされるということもあります。



混雑具合が計算できないのが難しいところですが、約1時間程度はかかることを想定しておいたほうがよいと思います。


荷物のピックアップ

預入荷物がある場合は、荷物が出てくる時間も計算しておく必要があります。これも運次第なところがあります。



入国審査を約1時間と少し長めに想定したので、荷物のピックアップは約10分程度と考えておけばよいでしょう。


ターミナル間の移動

国際線・国内線の乗り継ぎの場合は、ターミナル間の移動時間についても考慮しなければいけません。



ドンムアン空港では、ターミナル1(T1)が国際線でターミナル2(T2)が国内線です。



ターミナル間は少し離れていて、早足で急いで行けば5分ちょっとで移動できると思いますが、初めての場合で場所を確認しながらゆっくり歩いて行くと約10分程度かかります。


フライト自体の遅延

もちろんフライト自体が遅延・欠航することもあり得ます。



こればっかりはどうしようもないですね。





乗り継ぎに必要な時間は?

ドンムアン空港 国内線 乗り継ぎ



以上を踏まえ、ドンムアン空港での国際線・国内線の乗り継ぎ時間がどの程度必要かを考えてみましょう。



ドンムアン空港に乗り入れている多くのLCCでは、通常、出発予定時刻の1時間前までにチェックインを済ませる必要があります。



上の例では、フライトの遅延がないとしても空港に到着してからターミナルを移動するまでに、


  • 入国審査・・・約1時間
  • 荷物のピックアップ・・・約10分
  • ターミナル間の移動・・・約10分




合計約1時間20分かかる計算です。



なので、1時間前にチェックインを済ませなければいけないことを考えると、乗り継ぎ時間が2時間でも間に合わないことになります。



よって、国際線・国内線の乗り継ぎ時間は、最低3時間以上は確保したいところです。



4時間ぐらい空けておくと多少余裕があると思います(理想)。



もちろん、実際はもっとスムーズに行って2時間でも十分間に合うというケースもあり得ますが、どこかでほんの少し遅れが生じただけでアウトなのでやはり少し余裕を持たせたほうが安心です。


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乗り継ぎ時間の過ごし方

ドンムアン空港 国内線 乗り継ぎ



バンコクのドンムアン空港はそれなりに飲食店などのお店は充実しているので乗り継ぎ時間が多少長くなっても時間は潰せると思います。



ファーストフード店は多いです。



ドンムアン空港 国内線 ファーストフード



お土産に人気のNaRaYa(ナラヤ)などもあります。



ドンムアン空港 国内線 NaRaYa ナラヤ



また、プライオリティパスで利用可能なラウンジも国際線・国内線とも数か所あります。



参考 https://www.prioritypass.com/en/airport-guides/bangkok-don-mueang-international



こちらは国内線のコーラルラウンジ(Coral Lounge)。



ドンムアン空港 国内線 コーラルラウンジ Coral Lounge






同じく国内線のミラクルラウンジ(Miracle Lounge)。



ドンムアン空港 国内線 ミラクルラウンジ Miracle Lounge



日をまたぐような乗り継ぎの際には、空港直結のアマリ・ドンムアンエアポート・バンコク(Amari Don Muang Airport Bangkok)というホテルが非常に便利です。



ドンムアン空港 アマリ・ドンムアンエアポート・バンコク


時間を節約するサービスや方法

ドンムアン空港 エアアジア チケットブース



続いて、乗り継ぎ時間を節約するサービスや方法について説明します。


LCC各社のスルーチェックインを使う

スルーチェックインとは、同じ航空会社を乗り継いで目的地に行く場合、


  • 出発空港で最終目的地までの搭乗手続きが可能。
  • 経由地での入国審査が不要。
  • 経由地での荷物の受け取り・預け入れが不要。




となるサービスです。



LCCではない通常の航空会社(ANA、JAL、タイ航空等)で、最終目的地までのチケットを通しで買った場合、特に何もしなくてもスルーチェックインを利用できますが、LCCでは条件を満たしている場合のみ利用可能となります。



その条件は、どの航空会社でも


  • 出発地―経由地と経由地―目的地の2つのフライトを同時に予約すること。
  • 経由地および目的地となる空港がスルーチェックインに対応していること。




である場合がほとんどです。



以下、具体的なスルーチェックインのサービスを紹介します。


エアアジア・フライスルー

エアアジアのスルーチェックインはフライスルー(Fly-Thru)と呼ばれるサービスで次のように説明されています。


目的地まで2つの便を乗り継ぐ際、経由国がある場合に、空港にて煩わしい入国手続きや荷物の受け取りを行わずにスムーズに便を乗り換えることです。 (例:クアラルンプールは、羽田‐クアラルンプール、クアラルンプール‐パースのように経由空港となります)。




日本からタイに行く例で考えると、まず、日本出発時に最終目的地までのチェックインが可能です。



そして、日本で預けた荷物をドンムアン空港で受け取って預けなおすという手間が省けます。



また、日本出発時のフライトが遅れてドンムアン空港での乗り継ぎ便に間に合わなかった場合、エアアジアが次の便を無料で手配してくれます。



注意ポイント

このフライスルーを利用するには、日本出発地―ドンムアン空港、ドンムアン空港―タイ目的地の2つのフライトを別々ではなく同時に予約する必要があります(2つのフライトの予約番号が同じでなくてはいけない)。

また、すべての都市でフライスルーが適用可能なわけではないので予約時によく確認しておきましょう。




日本人に旅行先として人気のプーケット、クラビ、チェンマイ、チェンライではフライスルーの適用が可能です。



フライスルーの利用は無料なので、目的地がフライスルーの対象であれば利用したほうがよいと思います。



参考 https://support.airasia.com/s/article/Does-AirAsia-provide-stop-over-en?language=ja


タイライオンエア・ライオンコネクト

タイライオンエアでは、ライオンコネクト(LION CONNECT)という名称でスルーチェックインサービスを提供しています。


便利な接続便予約!1つのご予約につき、接続便を2便までご予約いただけます。




日本からタイに行く場合、日本出発便とドンムアン空港経由の接続便を同時に予約することでライオンコネクトが適用されます。



ただ、こちらもすべての空港で対応しているわけではないので事前に確認が必要です。



ウドンタニ、ウボンラチャタニ、コンケン、クラビなどは不可です。



参考 https://www.lionairthai.com/en/Extra-Services/Lion-Connect


LCC各社のプレミアムクラスを使う

LCCのプレミアムクラスは、ビジネスクラス的な位置付けで通常のエコノミーより少しよいサービスが受けられます。



エアアジア・プレミアムフレックスタイライオンエア・プレミアムエコノミークラスでは、「手荷物優先引き渡し」のサービスが付くのでちょっとだけ時間を節約できるかもしれません。


エアアジア・プレミアムフレックス

2回までの予約変更、座席指定、優先チェックイン、優先搭乗、受託手荷物(20kg)、食事1回分、手荷物優先引き渡しなどのオプションが付きます。



参考 https://www.airasia.com/jp/ja/premium-flex.page


タイライオンエア・プレミアムエコノミークラス

座席指定、優先チェックイン、優先搭乗、受託手荷物(30kg)、食事1回分、手荷物優先引き渡しなどのオプションが付きます。



参考 https://www.lionairthai.com/en/ThaiLionAir-Experience/Premium-Economy



これらは、あくまでも快適さを求めるために利用するサービスなので時間の節約という点ではそれほど期待できないかもしれません。




手荷物のみにする

時間を節約する最もシンプルで効果的な方法は、預入荷物をなくして手荷物のみにすることです。



荷物を受け取って預け直す必要がなくなるのでけっこう時間を節約できます。



機内持ち込み制限の7kg以内に荷物を抑えて身軽に旅行するというのも一つの手です。


乗り継ぎに失敗したら

ドンムアン空港 ノックエア チケットブース



もし乗り継ぎに失敗してしまったら、LCCでは別便の保障はしてくれないので諦めてチケットを買い直すしかありません。航空会社のスタッフに文句を言っても無駄です。



ドンムアン空港内にLCC各社のセールスカウンターがあります。



チケットを買い直すのが嫌なら、思い切って旅行のルートやプラン自体を変更するしかないですね。


まとめ





以上、ドンムアン空港の国際線・国内線の乗り継ぎ時間や乗り継ぎの際に役立つ情報の紹介でした。



ドンムアン空港での国際線・国内線の必要な乗り継ぎ時間は、最低3時間、理想は4時間です。



乗り継ぎ時間が1時間ちょっとでも私は間に合ったというような情報を見かけてもそれを当てにしないほうがいいです。



無理のないスケジュールで余裕のある旅行にしましょう。


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