今回は、タイで食中毒になったときの体験談と対処法・予防策を紹介します。
この記事の概要
タイで食中毒に!経験者が語る症状と原因

先日、タイのパタヤを訪れた際、食中毒(食あたり)になりました。
夕食をとった約3時間後、就寝前にお腹に違和感を覚えました。「なんかおかしいな」と思っていると、急な下痢に見舞われました。この時点で「ただの軽い下痢ではないな」と確信。その直後に嘔吐、しばらくすると発熱が加わり、一気に体調が悪化しました。これは明らかに食中毒の症状でした。
これまでにも何度かタイで食中毒になったことがあるので、自分なりの対処法を心得ていましたが、今回は症状が出たのが夜の23時頃。いつも飲んでいる薬は手元になく、近くの薬局に行こうと考えましたが、深夜で開いている店が見当たらず、体力的にも外出は困難でした。結局、朝まで店が開くのを待つしかなく、下痢と嘔吐に苦しみながら一睡もできずに地獄の夜を過ごしました。
翌朝、何とか気力を振り絞って薬を買いに行きました。
食中毒を治すためにやったこと

薬編
これまでの経験から、発熱や嘔吐を伴う食中毒には抗生物質(Antibiotics)が必要だと分かっていました。軽い下痢であれば下痢止めを使用することもありますが、今回のように症状が重い場合は逆効果になることもあります。
私がいつも服用しているのはシプロキサン(Cifloxin)という抗生物質です。

シプロキサンは、通常、朝・夕1回1錠を5日間服用します。タイの薬局では処方箋無しで購入可能です。
同じニューキノロン系の抗菌剤であるノルフロキサシン(Norfloxacin)が処方されることもあります。
この薬は効果が高く、1錠服用すると熱と嘔吐が収まりました。下痢の症状はまだ少し続いていましたが、2錠目でほぼ解消されました。
翌日は1日安静にしていましたが、翌々日からは最低限の食事はとれるようになり、外出できる程度に回復しました。
やはり、一番重要なのは抗生物質だと思います。
食事編
薬で症状が落ち着いてきたら、次は食事をどうするかが重要です。胃腸はまだ完全には回復していないので、消化に良いものを食べる必要があります。
コンビニを活用すると便利で、以下のような食品を選びました。
バナナ(エネルギー補給+消化に優しい)。

リンゴ(整腸作用がある)。

ヨーグルト(腸内環境を整える)。
お粥(胃に優しく栄養も取れる)。タイのコンビニのお粥は普通に美味しいので体調不良時以外もよく食べます。
ポカリスエット(栄養補給)。

栄養ドリンクのリポビタンDなどもコンビニで買えます。

また、ホテルの朝食を利用するのもアリです。タイのホテルではたいていお粥やフルーツが用意されているので、外に出るのがつらい時には重宝します。
外出できるようになってからは、慣れ親しんだ日本食を選び、徐々に体力を回復させました。
タイでの食中毒を防ぐための予防・対策

今回の経験を踏まえ、食中毒の予防・対策として以下の点に注意することが重要だと感じました。
薬を常備する
以前から同様の症状が出た際に使用していた抗生物質を常備していなかったことが、今回の最大の失敗でした。
「ただの軽い下痢ではないな」と思った時点で薬を飲んでいれば、ここまで症状は悪化しなかったと思われます。
早めに薬局・病院を受診する
発熱や嘔吐を伴う場合、ただの下痢ではない可能性が高いため、我慢し過ぎずに早めに薬局や病院を受診することが重要です。
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衛生状態に気を付ける
食事をする際は、生野菜・生魚は避ける(特に屋台)、飲み水は必ずボトルの水を飲む(氷も要注意)、 屋台飯は評判の良い店を選ぶ(人気店は回転率が高く、新鮮な可能性が高い)など、衛生状態に気を付けましょう。
ちなみに、今回の食中毒の原因は、直前に食べた大型ショッピングモール内のタイ全土にある有名チェーン店での食事が最も可能性が高いと考えられます。どれだけ注意していても、食中毒になるときはなるという割り切りも必要です(笑)。
激辛料理には注意
激辛料理自体が食中毒の原因ではありませんが、胃腸が弱い人は下痢になりやすくなるので注意しましょう。
本場の激辛タイ料理は美味しいですが、旅行中はお腹の調子を整えるためにも、ほどほどの辛さにしておくのが無難です。
おわりに
以上、今回はタイで食中毒になったときの体験談と対処法を紹介しました。
私が思うに、最も重要なポイントのは、症状が出たら抗生物質を早めに服用することです。
また、日頃から食中毒予防を意識して、衛生的な食事を選ぶ、薬を常備することも大切になってきます。
せっかくのタイ旅行を台無しにしないためにも、事前の準備と対策をしっかりしておきましょう。
本記事は、自身の実体験をもとにした備忘録として作成しており、医学的・専門的な知識に基づいたものではありません。症状や対処法には個人差があり、すべての方に同じ効果があるとは限りません。食中毒や体調不良の際は、自己判断に頼らず、医師・薬剤師など専門家に相談することを推奨します。また、紹介した薬についても、使用前に医療機関または薬剤師に確認することをおすすめします。